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「株式時価総額比率」と「GDP比率」はどちらが良い?

本日、住信アセットマネジメントから『世界経済インデックスファンド」の基本資産組入比率の見直し』が発表されましたね。

私がメインとしているバランスファンドですから、しかとチェックしておく必要があります。

変更点は以下の通り




<見直し前>
国内株式5.0%
国内債券5.0%
外国株式32.5%
外国債券32.5%
新興国株式12.5%
新興国債券12.5%


           

<見直し後>
国内株式5.0%
国内債券5.0%
外国株式30.0%
外国債券30.0%
新興国株式15.0%
新興国債券15.0%


外国の株式と債券をあわせて5%分を新興国の株式と債券に組入れ比率を変更するというもの。


しかし、そもそもなんで組入比率を変更したのでしょ?
今回の基本資産組入比率を変更した理由として住信アセットマネジメントの公式発表では以下のように記しています。


【参考資料より】
本ファンドでは、世界経済全体の発展を享受すべく、先進国・新興国・日本の投資比率(基本資産組入比率)を、地域別のGDP(国内総生産)総額の比率を参考に決定し、原則年1回見直しの検討を行なうこととしております。




なるほど~!
不覚ながら購入前にこのところを見逃しておりました



ところで単純な疑問ですが、株式時価総額比率GDP比率、考え方としてどちらが優位なんでしょうかね。
確認の意味で、以下マネックスユニバーシティー「お金の相談室」第115回の内藤さんの意見を参考として下記にまとめてみました。



株式時価総額比率
メリット
◆TOPIXなど主要インデックス運用の基本
デメリット
◆対象銘柄の幅によって結果が変化
◆割高な株の組入れ比率が大きくなる矛盾もあり
◆新興国の過小評価(投資リスク大・投資家少数・市場未整備)により組入れ株式が少ない

時価総額は現状に合わせた比率


GDP比率
メリット
◆世界の経済規模に合わせた株式投資ができる
デメリット
◆データの算出に時間がかかる
◆資本市場が未整備な国の場合投資対象が偏ってしまう

GDPは将来を見通した比率



うーむ、まさしくどちらも一長一短てところですかね。



私としてはGDP比率ですと、新興国の市場に対する過小評価の壁がなくなる半面、必然的に配分比率が増えますよね。そうすると政治的にも経済的にもまだまだ不安定な部分が色濃いですから、振り幅の大きいジェットコースター的なかなりのリスクを覚悟しなければならないのかなと考えます。


将来的には間違いなく新興国への配分比率を上げることを考えなければいけない、または上げざるを得ない状態となると思いますが、現状としてはGDP比率で新興国株式と債券への配分比率が増えてしまうのいかがなものかと。


今現在、GDP比率に占める新興国への30%配分のリスクは自分にとってかなり大きいものだなと思います(例えば、何らかの政治的不安で突然‐50%ということもまだまだ考えられますし、総資産全体の30%比率のうち-50%は自身のリスク許容量を超えてしまいます)。



自分のメインバランスファンドであるにもかかわらず、「現状に合わせた形の株式時価総額比率で配分してほしいなぁ」と思ったりもしますが、商品自体は優れた商品だと感じておりますし、その他のファンドで調整してアセットアロケーションを考えれば問題もないかと思います。



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「世界経済インデックスファンド」 新興国組入比率引き上げ

日本、先進国、新興国の株式/債券インデックスに地域別GDP総額の比率を参考に投資する世界経済インデックスファンドの資産組入比率が変更され...

コメント

Secret

発見

ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ、こんなトコにいらっしゃったんですね(ニヤリ)

>虫とり小僧さん

コメントありがとうございます(笑)。
Twitterで良く分からぬままにフォローさせてもらった時には時すでに遅し。ブログのアドレスを知らせてしまっている状態でした;;趣味を絡めたまだまだ未熟なブログですがどうぞ宜しくお願いします。

はじめまして。書いていただいた記事のおかげで時価総額比とGDP比のそれぞれの特徴がよくわかりました。どちらも一理ありますね。さすがに先進国:新興国=2:1は少し新興国にウェイト置きすぎな気もしますが、ハイリスクの覚悟があれば問題なさそうです。本ファンドはまともな投資比率変更をしていて好感が持てますね。

>kenzさん

はじめまして。多少でもお役に立てたようで何よりです(^^)
まだまだ新興国の取扱いはメンタルリスクが大きいですからね。ただ当面はこのファンドを中心にいろいろ組み合わせた比率コントロールをしていければと思っています。
プロフィール

じろらも

Author:じろらも
老後資金を考え、インデックス投資で長期分散投資をしています。

■練馬区に住む40代半ばの既婚者
【趣味】波乗り
【タイプ】ロングボード
【目標】海の近くで老後を楽しむこと
【愛読誌】NALU

■メディア掲載履歴
日経ヴェリタス 2010年 第118号
暮らし・資産づくり
「投資にツイッター」

日経ヴェリタス 2010年6月13日号


■投資との向き合い方
波乗りをしている間にも、私が投資したお金達は日本はもちろん、どこか知らない国や企業でせっせと働いています。

仕事や趣味を大切にしたい私にとって、時間に拘束されることもなく、また感情にも左右されず、毎月淡々と機械的に積み立ててくれるインデックス投資は正に最適です。

しかも投資したお金達が、国境を問わず世界中のさまざまな企業の生産活動に貢献していると考えると何だかワクワクしますよね!

長期で運用することによる複利効果と、ドルコスト平均法によるリスクの分散もできるとあって、私のスタイルに合っているストレスフリーな投資方法だと思っています。

老後に向かって今を楽しみましょう!
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